面白くても評価の低いネタとはどういうものか?
プロの人がネタを見ると、面白くて、みんな笑っていても納得しない時があります。評価が低い傾向にあるものをあげてみます。
おもしろければいいという人には関係ない話なので聞き流して下さい。
ちなみに自分が身の回りで聞いた話なので、全員にあてはまるとは
思いませんし、逆にこういうネタを押していく方法もあると思います。
裏笑い(笑われる)
- 当然ですが、狙ってない笑いをいくらとっても、ネタとして、芸人として
認められないです。というより、裏笑いをされるのは、芸人としては恥ずかしい
ことです。
パクリ
- パクリは当然アウトです。知らないで似ているネタをしてもアウトです。つまり
ネタはある程度知らないと無意識にパクる可能性があるので気をつけましょう。
ネタがかぶる
- たまたまかぶってしまっても、評価が低くなることがあります。他の人が考えられるようなことを考えたからという理由だと思います。
放送禁止用語を使う
- テレビやラジオに出ることを前提にしているならば、放送禁止用語を使ったネタをした時点でアウトです。プロなのにそんなことも知らないのかってな具合です。
下ネタ
- 安易とか禁じ手とかよく言われる。昔から下ネタを言うと人を笑わせる
のは簡単だからという意味でしょう。
道具を使うネタ
- (カセットテープとかフリップとか面白そうと思ってるだけで使ってる
ものとか。)
一番良くないのは、その物が面白いというだけで、物を利用する場合。安易にものに頼るなということだと思われる。芸人ならしゃべりや芸で笑わせろということでしょう。
客をいじるネタ(ネタでない可能性あり)
- 特に客の反応によって言うことが変わる場合「そんなのネタじゃない。」と
思われる可能性大。
面白い顔とかで笑わせるネタ
- 多分、安易だから、笑わせるのが楽だからでしょう。
芸能人とかCMとかをいじるネタ
- これも人も笑わし易いからでしょう。
ボケとツッコミが絡まないネタ
- 二人いるなら、二人絡んだしゃべりで笑わせろ!なんで2人必要なんだ!ということです。
ボケとツッコミが舞台上で別の次元にいるネタを嫌がる人もいます。例えば、テレビの中の人とテレビを見ている人です。
箇条書きなネタ
- 入れ換え自由で、いつでも終われるし、お客さんがどこから聞いても
わかるので、芸人としてはやりやすいといったらやりやすい?
芸人としての力がないと思われるふしあり。
だからダメ?楽だから?技術がいらないから?
基本的に、一つのテーマに絞ったネタの方が評価されます。
ショートコント
- 特に東京で嫌われる傾向にあるそうです。これも箇条書きと同じで楽してるとか軽く流してるとか言われたりすることもある。
ショートコント禁止のライブや事務所もあります。お笑いに詳しければ、どの事務所がショートコントを禁止しているかわかるとは思いますが、そういうところでショートコントをやらないように気をつけましょう。
でも、外での営業とか、持ち時間が少ない時、「なんか面白いことやって」とか言われた時は便利なので、時と場合によって使い分けられるといいかも知れません。
あるあるネタ
- 理由は知らないが、あるあるネタだけだとあまり評価されない。
あるあるネタじゃんなどと馬鹿にする人もいる。
でも、フリートークとかだとよく使われる。
ありがちな設定やギャグ
- プロの審査する人は、ネタを何千、何万と見たことがあることがざらです。
そういう人にかかると、普通の設定や、普通の視点では、「このネタ、このパターンだな。」とか「誰々のこのネタのパターンだな。」とか思われるだけです。いくら面白くて、すごく受けても評価されない時があります。
一つの軸(テーマ)のネタでない
- 漫才でもコントでも、小ネタをつなげているだけのネタや、あちこち話題が変わるネタを認めない人もいます。それだけで落とされたりするそうです。
基本的には一つの軸があるネタの方がレベルの高いネタとされる傾向があります。
安易なネタ
- 勢いだけで笑いを取ろうとするとか、ほとんど考えてないようなネタをするとか、面白い顔とか面白い格好とかで笑わすとか、楽に笑いを取ろうとしていると怒られる時があります。
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